知的自動化機能を備えたSAP Business By Design®: 財政・会計管理用の新しい人工知能

2022年8月

日本アタウェイ株式会社

財務・会計のボット

利用者の業務内容を支援する取り組みの一環としてSAP Business ByDesign®は利用者にとって、より作業効率を上げるために作業自動化を実現させる新しい人工知能(以下ボット)を活用した画期的な実例を発表できることを心よりうれしく思っています。

今回は、財務管理チームのユーザーが、オープン期間とクローズ期間を管理する領域内で繰り返し行うタスクを自動化できるようしました。

 

クロージングコックピットの創設(2F1

このボット期間終了の作成が以前は毎回、財務諸表の要件を満たすために定期的に手動作業で実行する必要があったものを自動化によって解決するボットです。New Period- End Close画面にアプリケーションのユーザインターフェイスを使用して、必要な設定パラメータを取得し、エントリーを作成します。

このボットに関する詳細はこちらのリンクからご覧になれます。

 

オープン期間とクローズ期間の自動化(2F2

このボットを使用すると、既存の期間の開始と終了を行う金融管理の別の一連の操作を自動化できます。 このボットは、シンプルな構成に基づいており、会社コードと書籍セットのすべての組み合わせをクリックする必要がなくなった為、ユーザーの時間を節約できます。また、繰り返しの作業における人為的なミスも回避できます。

 

金融プロセスの最初の2つの自動化を追加するだけでなく、SAP Business ByDesign®のユーザーインターフェイス上でRPAボットがどのように実行されるかについても、お客様に説明する用意があることをご了承ください。

 

(※)参照元 https://blogs.sap.com/2022/05/26/intelligent-automation-for-sap-business-bydesign-new-bots-for-finance/

まとめ

SAP Business ByDesign®は今後もアップデートを継続し、最新のデータ分析機能の提供をクラウドソリューションによって可能にします。変化の加速する現代市場において、企業が競争優位性を確立するためには、デジタル技術の活用によって経営体制に変革をもたらし、競合他社にはない付加価値を創出する仕組みを構築しなくてはなりません。そのためには、優れたデジタルソリューションを導入するとともに、事業活動を通じて収集・蓄積されたデータの戦略的な活用が求められます。データに基づいた分析で企業の未来を構築するSAP®提供のERPシステムBusiness By Design® の導入をぜひご検討ください。

日本アタウェイについて

アタウェイはプロセスやシステムに関するコンサルティングをグローバルで提供しており、2000年にフランスで設立後、現在は14か国、19拠点に展開しております。
日本アタウェイは、アタウェイの日本法人として2007年に設立後、多数のプロジェクトの成功に寄与した実績を保持しています。専門業務・製品知識 を有するコンサルタントが多数在籍しており、ほぼ全てのコンサルタントが日英バイリンガルです。言語、文化、働き方の違いなど、グローバルプロジェクトの課題・難しさを熟知した少数精鋭チームで、お客様と一丸となって柔軟にプロジェクトを遂行し、投資対効果を重視したコンサルティングサービスを提供しています。
日本アタウェイは財務、サプライチェーン、人事等の日本の基幹業務に精通しており、またプロジェクトマネジメントやチェンジマネジメントのサービスも提供しています。SAP®のオンプレミス型及びクラウド製品(ByDesign®、SuccessFactors®)、Kronos®ワークフォースマネジメント製品に加えOracle®のオンプレミスやクラウド製品の導入も手掛けています。
また日本アタウェイは、日本で唯一Prosci®のチェンジマネジメント認定資格を提供しています。

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